2012年5月29日火曜日

資金繰り:ポイント

資金繰りは難しい。けれど、ポイントはこんなところかなと思っています。

1、売掛、買掛ともに同じサイトに合わせる。
2、6ケ月以上の資金繰り表を作成し、預金残高が売上の1月分を割り込む月があれば対策を
  立てる。
3、経費の引き落とし日は、売掛入金日が月末であれば月末とする。
4、借入を考える前にその他の方法(コストダウン・助成金の利用)ができないか考える。
5、短期の資金繰り上、売上増加見込みは当てにしない。

まだまだ、たくさんあるでしょうが。大事なのは、「時間はお金です」ということでしよう。

資金繰りポイント:内川貞雄税理士事務所

3 件のコメント:

  1. 資金繰りポイントの追加

    1、忙しいからと、人の採用はしない。採用する場合、役割は何  か考える。
    2、イベントに対する支出はおおかた空振りになる。
    3、社用車の購入は使用頻度を考慮する。極力しない。

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  2. 長期の資金繰りをショートさせないための鉄則は、既存事業の減価償却予定額と見込み経常利益の合計額(集計期間は2年程度)の範囲内で、同期間の設備投資と臨時支出を賄うことでしょう。
     設備投資は、投資額の回収が出来ないこともある。その資金を借入金で手当てしていれば、借入金返済だけがのこる。その場合の資金源泉は返済期間の減価償却費と経常利益である。

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  3.  12月決算の会社は2月末が納税期日ですが、預金残が少ない会社は大変です。法人税は要因と結果がつながっているから、対応は常々考えていますが、なかなかうまくいかないのが消費税、①簡易課税の選択をしている場合②免税業者でありながら課税業者を選択した場合。業績見込み及び計画に不確実性があることを計算しないために、預かった以上の資金が流失したり、払う必要のない資金を払わざるを得ないことになる。
     いずれのケースも空振り三振の経験をしました。「下手な考え休むに似たり」今年からは、成り行きの流れの侭に行きたいと考えています。

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